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今日の読書3  / にしだ哉恵(books) CM:2
9日のイベントへのたくさんのお越し、本当にありがとうございました。
ご感想メッセージも、拍手やメールやラジオにまでたくさん頂戴いたしまして、ありがとうございます!
16日にご予約いただいてる皆様、気楽なイベントですので、どうぞお気軽にご参加くださいね。
(ちなみにメッセージフォームについて「管理担当より」でお知らせしていますので、またお読みください!)

☆★☆★☆★☆

さて、ここんとこ、夏公演の参考になるような本を選んで読んでます。
その中から、小峰元「アルキメデスは手を汚さない」。
1973年の江戸川乱歩賞受賞作です。
面白かったです。
面白かったんですが…後ろ書きの粗筋に騙されました。

「『アルキメデス』という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然!
大人たちも巻き込んだミステリアスな事件の真相は?
70年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリー。」

…学園ミステリーと思うじゃんよ。
クラスメートが殺されて役に立たない大人たちの代わりに子供らがケンカしたりしながら事件を解決していく青春ミステリーと思うじゃんよ。
(つまり↑こんな内容では全くありませんでした)

まぁ、この勘違いは私の方にも原因があるのですが。
まず江戸川乱歩賞は、新人賞みたいなもんなんで、つまりこの作品はこの作家の処女作だということ。
そして、1972年の受賞作ということは、60年代後半~70年代前半当時の「青春ミステリー」だということ。
このあたりから考えれば、どんな内容の本なのか見当をつけられたはずでした。

…にしても、私の買った本は時を経た現代の2006年に出た文庫なので、やっぱりこの粗筋はどうかと思うよほんと。

でも、改めてちゃんと時代背景や作者の経歴(52歳でこのデビュー作を書いてます)などを思い浮かべて読むと、色々興味深くて面白かったです。

ただ参考にはならなかったかなぁ。。
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今日の読書2  / にしだ哉恵(books) CM:2
3rd stageのタイトルが決まりました。「R.P.G.」。
以前のブログで、宮部みゆきさんの同名の本をちらっとご紹介して「舞台に使えるかもしれないから詳しく紹介しません」みたいに書いたことがありますが、今回のはまったく関係ありません。強いて共通点を上げ…ようとしましたが無いや。

えー、タイトルから連想できるようにファンタジー要素があるシナリオですので、ファンタジー苦手な私はちょっと参考にと何冊か本を読みました。
(恋愛、ファンタジー、となんで敢えて苦手な物を選ぶのかは謎です。M体質だからかなぁ。。)

今日読んだのは、宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」。
…てやっぱり宮部みゆきさんかよ。
この映画にまでなった大ベストセラーを私、ファンタジー部分を飛ばし読みして前後だけ読んでそのまま本棚に放置という大変失礼なことをしていたのです。(それだけでも十二分に面白かったのですが)
それを取り出してきて、読みました。
で、読んで、思ったこと。
まず、やっぱり宮部みゆきは素晴らしい。
そして、やっぱり私ファンタジー苦手だわ。
はい。

ですが!
「R.P.G.」は面白くします。頑張ります。乞うご期待。
にっぽん怪盗伝  / にしだ哉恵(books) CM:2
先週予告しました時代小説です。

池波正太郎「にっぽん怪盗伝」。

私が時代小説の面白さに目覚めた1冊です。

うちの父が歴史物や時代物を好んでいて、私が子供の頃、この池波正太郎・司馬遼太郎・藤沢周平という名だたる作家たちの本が家にたくさんありました。
当時、あまり興味はなかったのですが、なんとなく暇つぶしにとっつきやすそうなのを1冊拝借したのが、この短編集です。

読み始めてすぐに引き込まれました。
なんとなく選んだこの本は、1話20~30ページの短い中に江戸の市井が生き生きと描かれ、スリリングで捻りの効いた展開としみじみとする人情話を兼ね備えている、まさに傑作短編集だったのです。
しかも、ひとつの話に出た人物が他の話に顔出したりと、ちょっとした連作になっているというお楽しみもあります。

改めて読み返して、やっぱり面白いなぁと思いましたが、特に好きなのは「白浪看板」「喧嘩あんま」でしょうか。

この「にっぽん怪盗伝」と出会ってから、様々な素晴らしい時代物・歴史物を読んできましたが、それはまたの機会にご紹介します。
ちなみに池波正太郎はかの「鬼平犯科帳」シリーズの作者なのですが、この「にっぽん怪盗伝」にもちょっぴりだけ出てきます。


江戸爛熟期を舞台に盗賊たちのドラマが花開く

「にっぽん怪盗伝」。

本を読む人で、本当によかった!
時代小説  / にしだ哉恵(books) CM:4
OPPラジオへのお便りの中に、テスト勉強の話題で「歴史が特に苦手なんです」という方がいらっしゃいました。
確かに、歴史に限らず暗記モノは勉強中にふと「なんでこんなん覚えなあかんねん!」とムカつきが止まらなくなってよけいに時間を無駄にしたりしますよね。

歴史に関してはやっぱり興味を持つのが一番じゃないかなと思います。
よくあるとこでは新撰組とかね。戦国武将とかね。好きになったらその周囲のことまで頭に入っちゃうもんです。

で、その為には小説や漫画やドラマなどがすごく有効なんですが、いきなり歴史物なんか見てもあんまり面白くないかもしれません。

そこで今日は、歴史小説とはちょっと違う、時代小説をご紹介します。

歴史物ってのは史実に基づいて実在の人物や事件を脚色したものなんですが、時代物は単に舞台が昔なだけの普通の小説です。
でも、昔の人の生活や文化が、今の私たちには新鮮だったり、逆に共感を感じたりして現代物とは違った面白さがあります。

以前に「落窪物語」をご紹介した時にも触れましたが、歴史のお勉強で習うイメージとは違って、昔も今も人間って変わらなくて同じようなことで楽しみ同じようなことで悩んでるんですね。

そもそも、なんか昔の時代って戦があったり○○の乱やらなんちゃら革命やら、波乱万丈だったイメージありませんか?
でもそれはちょっと違って、現代よりよっぽど安定した平和な時代も多いんです。

といいますか歴史的な尺度からいうと、今なんてむしろ戦後60年"しか"経ってないんですね。
たとえば江戸幕府が立ち上がるきっかけになった関ヶ原の戦いの60年後は四代将軍家綱(有名な家光の子供です)の頃だったことを考えると…今なんてまだまだ一つの時代の初期のあたりとも言えちゃうかもしれません。

つまりまぁ何が言いたいかというと、昔って今と切り離して考えるようなもんじゃなくて、すごく身近なものだってことです。
なおかつ、その時代ならではのロマンがあふれてるので、時代小説は面白いんです。


…長々と書いちゃいましたので、本のご紹介は次にいたします。
有閑倶楽部  / にしだ哉恵(books) CM:11
先日、久しぶりに古本屋に行ってきました。
子供の頃は図書館と並んで毎日のように通っていたスポットです。今では2~3ヶ月に1度くらいでしょうか。
見るだけでも楽しいです。普通の本屋より面白いんですよねー。ドラマがあります。

さて、この日私は5冊の小説と2冊の漫画を買いました。
漫画のうちの1冊が、表題の「有閑倶楽部」。一条ゆかりさんのロングセラー漫画です。最近ドラマにもなってましたね。(見なかったですが)
全巻持ってたのですが1冊だけ紛失してしまったので買ってきました。

なんでこの漫画を取り上げたのかというと、主人公の6人をOPPで演じるなら誰かなぁとふと思ったからです。
(年齢的に無理があるんですがまぁそこは罪の無い空想ということで…てか彼らもとても高校生には見えませんが。。)

悠理がおっち。私は演じるなら可憐かな。じゃありょうこちゃんが野梨子かな…



苦しくも楽しい妄想をしながら、男性陣で詰まりました。。

次からは声だけで考えよう。。

…えー、ロン毛金髪姿で得意らしいフランス語を駆使して女の子を口説く壮馬くんとか思い浮かべてしまいました。。


まぁそんなことはともかく、この漫画面白いですよね。
実は「チーム・フラミンゴ」を企画してた時、イメージした一つでもあったりします。
久々に読んでもやっぱり楽しかったです。



写真は、全く関係ないですが。
今日うちあわせ帰りにおっちと寄った八百屋で見つけたものです。
たいぞーさんへ。



OPPラジオにたくさんのメッセージありがとうございます!みんなで楽しく読ませていただいてます。
1回目は船長と私でお届けしましたが、もちろん別の組み合わせで・1人ぼっちで・1人と1匹で?!などなど、5分の短い番組ですので、気軽に頻繁に更新したいと思ってます!
次はおっちと壮馬くん…かな、りょーこちんかたいぞーさんの出番でGW明けとかかなぁ。その前に誰かが録ってきたらGW中でもあげちゃいますー。
試行錯誤中ですが、どうぞおつきあいください。

☆★☆★☆★☆

さて、ここ最近のブログを読み返してみると、しばらくレビュー…というか1冊の本のご紹介をしてませんねー。
ネタギレなのではなく、外で書いたり短時間で書いたりしてるので、なかなか思い入れある本を紹介しにくいのです。


今日も外からでおまけに遅刻なので、写真でも載せます。

OPP2周年飲み会の写真。
壮馬くんの誕生日パも兼ねてました。

2枚目は、これぞOPPチョコ。
写真じゃわかりにくいですが、チロルチョコです。
今って、チロルチョコを自由にデザインできるものがあるんですね。
バレンタイン公演で船長が差し入れしていただいたそうで、それを使って作らせていただきました。



今日洗濯物を干しててふと足元を見たら、パンツの膝にアゲハ蝶がとまってました。
両親とも大阪出身で田舎すらない都会っ子な私には二十数年ぶりの虫との接触です。
虫取りとかどうぶつの森でしかやってないぜ。

蝶、でパッと連想した小説は歌野晶午「美神崩壊」。「正月十一日、鏡殺し」という短編集に入ってる、鬱な短編小説です。
短編集自体も鬱な話ばかりですが、面白いです。ヒネリが効いてます。
ばらつきがありますが「逃亡者・大河内清秀」と表題作は好きです。

蝶って、よく様々な創作物のモチーフに使われますよね。
小さな醜い芋虫から硬いサナギを経て美しい蝶に―、みたいなイメージが創作意欲をかきたてるのでしょうか。

蝶で思い出した歌は、槇原敬之「ハングリースパイダー」。
名曲です。
しばしば涙します。
こんな歌を作って、そして歌えるなんて、ほんと彼の才能に嫉妬すらおぼえます。
て 私、歌うたいじゃないけど。
すごいなー


と、アゲハ蝶とのしばしの逢瀬で思ったことでした。



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