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…なんだろ、ほんまに時間が無いです的なネタですが・笑

普通、大人って、どんな雑誌を読むんでしょう。

私も昔はファッション誌とか読んでましたが、今は美容院でぐらいしか読みません。もしくは仕事場に誰かが持ってきた時とか。

そんな私がほぼ毎号買ってるのは「オレンジページ」です。
高校生の時も買っていて、独り暮らしを始めてからまた買いだしました。
料理のレシピがおいしくてわかりやすいことはもちろんですが、私がいろんな雑誌共通で好きなのは、読者のお便り欄。オレンジページも例外ではありません。
事実は小説より奇なり、と言いますか、ほんと笑いあり涙ありで、飾りけない短文の中に様々な人生が詰まっています。しばしば抱腹絶倒しますし、ほろりとさせられます。
(そういうのを読むのが好きですので、皆様も日常であった事件などをよかったらお気軽に教えてくださいm(__*)m)


まぁ、雑誌をネタに取り上げた理由は「週刊ファミ通」という雑誌が、今日発売の号で1000号を迎えたからなんですが。(以前にも書きましたが、私は弟が超ゲーマーな影響でぷちゲーマーなんです。)
この雑誌は、めちゃ読みごたえがあるんです。特に読者の投稿ページのレベルはびっくり高すぎて感服します………ある意味。さすがにめったに買いませんが。


昔は、ファッション誌以外だとSPAとかも読んでましたねーあと日経エンターテイメントとか。

なんとなく気になるので、よく読む雑誌がある方は教えてくださいー!



あ、あと今スーパージャンプっていう隔週青年漫画誌もほぼ毎号買ってます・笑
男子かよ。



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先週ブログを書かなかった、にしだ哉恵です。
自ら科した「恋愛小説」というテーマが重かったのか・笑

だって家に無いんだもの!

苦肉の策で漫画にしようかと思いましたが、家にある恋愛メインの漫画は一条ゆかり「ロマンティックください」のみ。しかも特にオススメでもない。私は好きですが。

中途半端なものを紹介するのもな…と色々考えて、選んだのがこれです。
恋愛小説ではないですが。

夏目漱石「こゝろ」。

恋愛小説なんて言ったら怒られるでしょうし筋違いですが、人間の情念や倫理感、そして愛情といった、まさしく「こころ」というタイトルにふさわしい小説です。

愛情は人間を構成する大きな要素の一つなんでしょうね。
文学ってものはすべからく愛情をなんらかの形で取り扱ってるんじゃないかと思います。

お札にもなった偉大な文豪・夏目漱石は、学校で習ったような先人たちの中でも、かなり私は好きです。
「こゝろ」と「夢十夜」は手元にあります。
「こゝろ」、学生時分に読んだという方も多いでしょうが、簡単にご紹介します。

物語は、「若々しい書生」である「私」から語られます、「私」が「先生」と呼ぶ人の話です。
厭世的に暮らし病的なほど謙虚な「先生」と避暑地で知り合った「私」は、何故か惹き付けられ、足繁に通います。
愛妻とふたり仲むつまじく暮らす「先生」ですが、常に物憂げな影があり、妻もそれを感じ気に病んでいます。
「先生」と親しくなるとともに、憂いの原因は過去の事件にあると見当をつけた「私」。
ある日、「先生」に直談判して一切を話してもらう約束を取り付けるのですが…
折り悪しく、「私」の故郷の父が危篤になり、呼び戻されます…

そんな内容の話です。
お話の構成は、「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部構成になっています。

さすがお札になるだけのことはある夏目漱石、人間の心の機微をきめ細かに高潔に描き出しています。
しかも読み物としても非常によくできておりまして、精密な構成と惹き付けられる謎要素、ラストに向かう求心力があります。

いわゆる文学に対して食わず嫌いしていた私を開眼させた、ご存知夏目漱石の

「こゝろ」。

本を読む人で本当によかった!
恋愛小説  / にしだ哉恵(books) CM:4
次の企画はバレンタインがテーマですので、今日は恋愛小説を選ぼうかな、と思いました。
で、我が家の本棚を見たところ…

無いよ、恋愛小説…。

好きな恋愛小説も何冊かあるはずなんですが、手元にはありませんでした。偏ってるなぁうちの本棚。
恋愛が入ってる小説、なら大多数が当てはまると思うんですが。特にシリーズものは、登場人物のそーゆーサイドストーリーも面白かったりしますしね。

で、仕方ないから恋愛小説としても好きな本を探そうかなと思って、再度本棚を見直したところ、隅っこに埃をかぶってひっそりありました。見落としてた正真正銘の恋愛小説。

今でもあるのかなぁ、「コバルト文庫」という少女小説文庫です。
なぜか捨てずに持っていたのは「なぎさボーイ」「多恵子ガール」。氷室冴子著。

なんの変哲もないティーン向けの恋愛小説ですので特にご紹介することもないのですが、コバルト文庫、が懐かしくて。
私が小学生の時に買ったり・図書館で借りたりして読んでいた、話はいかにも少女向けでイラストに凝ったりしている、今で言うライトノベルのはしりです。

今でも覚えています、初めて買ったのは小3か4の時の「愛の迷宮で抱きしめて」藤本ひとみ著。
不細工だけど元気な主人公がいろんな事件に巻き込まれなぜか毎回イケメンにもてまくる、というシリーズです。
…すんごいテンプレですね。
でも当時は大好きでした。
今読み直してみたいかも、通称「漫画家まりなシリーズ」。

上記の「なぎさボーイ」「多恵子ガール」という2冊は、ひとつの恋模様をヒーロー・ヒロインそれぞれの視点から描いている、というちょっと面白い構成。昔から変わった構成の小説が好きだったんだなぁ私。

ちなみにこの2冊の隣には、こちらは意識して取っておいたコバルト文庫、新井素子さんの「星へ行く船」シリーズというSFがありました。
他にも色々読んだなぁ…「放課後シリーズ」とか…懐かしい。
コバルト文庫、皆様の中にも思い出がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、もし今もコバルト文庫があったら、ホモ小説とか過激なえっち小説とかばかりになってそう…な気が。昨今の風潮から考えると。


えー、そんな訳で、なんかただの昔話になりました。次回は、まともに恋愛小説をご紹介したいと思います。考えときます。
淋しい狩人  / にしだ哉恵(books) CM:2
始めに言っておきます、今日は特に長くなりました…。
年の始めということで…。
皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


深夜おっちとなんとなく長電話していて、話しました。
「変化」って、なんか淋しいねって。
人間だから、環境も心も体も、どんどん変わっていきます。どんなに居心地のいい幸せな状況でも、そこにいつまでもいられません。
自分の考えも、ひとの心も、周りの環境も。
変化って、素晴らしいことです。
刺激的でパワーと情熱に満ちた新しい可能性です。
私も何かしらの変化をたくさん積み上げて、楽しく今まで生きてきました。
でも、どんなにイイ変化でも、自分で選んだ道でも、そこには一抹の淋しさを感じます。
これは、情、でしょうか。


そんなことを話していて思い出したのが、この本です。

宮部みゆき「淋しい狩人」。

宮部みゆきさんの小説2冊めですが、てかタイトルだけなら3冊めですが、まぁそこは気分です。

舞台は東京の下町にある小さな古本屋さん。
亡くなった親友からこの店を受け継いだ店主のイワさんと、店を手伝いに来る孫の稔、それに名目上の経営者である亡き親友の息子、刑事の俊明。
こんな面々が繰り広げる、というか巻き込まれる、様々な事件を描いた連作短編です。

お話は、陳腐な言い方ですが宮部みゆきさん一流のハートウォーミングなミステリです。
語られるのは殺人であったり児童虐待であったりですし結末も明るいものばかりではありません。
でも、温かい気持ちになるのが宮部みゆきさんのすごいところです。

古本屋が舞台ということで、毎回本が出てきます。創作のものもあれば実在のものもありますが、これも面白いポイントです。
それに、短編だからこそ味わえる心地よい文章やスポットの当たらない普通の人間をくり抜く丁寧な描写…などなど、書きたいことはたくさんあるのですが、今回取り上げたのは別の理由なので置いておきます。

店を手伝うイワさんの孫の稔は、当初入学したての高校生です。
この彼が、連作中、少しずつ成長します。
お爺ちゃんと仲のいい元気な少年だった彼は、年頃なりにちょっと夜遊びが楽しくなり、そして恋をして、変化していきます。
メインのストーリーの脇でちょこっと語られるぐらいなのですが、成長していく稔に、言いようもなく淋しさを感じます。
連作小説のパーツの一つである登場人物なんだから、サザエさん的なノリで同じ場所に留まっててもいいのに!
彼はちゃんと思春期の人間として描き出されて、変化を避けて通れません。
稔が成長するということは、暗に祖父であるイワさんが老いるということでもあり、余計に淋しくなります。
祖父から離れて行った稔は、最後に仲直りらしき結末を迎え元のサヤに納まりますが、でも彼が成長して変化していくことにはかわりないのです。

サイドストーリーばかりご紹介しましたが、一話一話のお話自体も感動的だけど安直ではなく、暗く重いテーマでも明るく前向きで、味わい深いです。


リアルな現実の厳しさを優しい目でしっかり描き、心にしみる連作短編

「淋しい狩人」。

本を読む人で、本当によかった!







写真、ボロボロになってますね…。

ナニゲに前回の分のブログもちらっとupしてたりします。写真だけ。



忘年会@おち宅  / にしだ哉恵(books) CM:0
年も明けてから書いてる訳ですが。。
この日はおっち宅で恒例の忘年会。
残念ながらりょうちんとたいぞーさんは出席できなかったのですが、同業者の皆さんやお芝居関係の皆さんやレース関係の皆さんやモデルさんやフードコーディネーターさんや犬や友人知人で盛り上がりました。
めちゃめちゃ飲みました深夜遅くまでハイ。

あ、写真右はレーサーな彼です。年上の彼女募集中ということで、宣伝してみました。シャイで寡黙な彼でした。



クラインの壷  / にしだ哉恵(books) CM:2
今日は、先週予告しました「クラインの壷」です。

著者は岡嶋二人。
ちなみにこの著者の最後の作品です。
…と言っても亡くなられた訳ではなく、解散されたのです。「岡嶋二人」は、ドラえもんの藤子不二雄の様に、コンビお二人でのペンネームです。

ミステリとして非常に評判の高い超名作ですが、私が読んだのはわりと最近です。(今、手持ちの本の奥付を見てみたら、2005年3月15日発行となってました。)
名高い「クラインの壷」をいつか読もうと思いつつ縁が無かったのですが、背表紙のデザインが好きで集めてる講談社文庫に入った機会に買いました。


物語は、ひとりの青年の手記として始まります。
何者かにハメられて逃げて来たらしいこの青年。
回想するのは、「クライン2」というバーチャルリアリティ・ゲームマシンに関する奇想天外な話。

彼が書いたゲームブックのシナリオが、制作会社に買い取られ、新しいゲームマシンの原作に使われることになった。
やがて制作会社から呼び出された彼は、最終調整の為にモニターとして「クライン2」をプレイすることになる。
ゲームの世界に入り込んだ彼が、仮想現実と現実との境界で体験したことは…。


こんな感じの話です。
SFっぽい道具仕立てですが、まぎれもない推理小説です。

試作中のクライン2は、身体に直接信号を送り実際にゲームの中に入り込んでる感覚を五感に与えるという、文字通りのバーチャル・リアリティ、革新的なゲームマシンという設定です。
まぁ現実にはこんなシステムまずありえないんですが…少くとも現在は…、そのマシンの描写を読むだけでもわくわくします。

ネタバレになるのであまり詳細は書けませんが、ゲームの仮想世界と現実の生活とがどんどん交錯していくあたりは、面白すぎてくらくらします。
それでいて、正当派ミステリとしてちゃんと謎解きの足掛かりになる鍵をしっかり散りばめている。ミステリファンに長く愛される理由がよくわかります。
そんな見え隠れする伏線を追って振り回されつつ、騙されないぞとしっかり頭を働かせて読んでるのに、気付けば読者自身も表裏の境の無い・クラインの壷の中に閉じ込められているのです。

あぁ、なんでこんな面白い小説を読んでない人がいるんでしょう!
…と素晴らしい本を読み終えて興奮した時によく思うんですが・笑、この本を読んだ時も思いました。


騙される至福。翻弄される快感。

「クラインの壷」。

本を読む人で、本当によかった!



ちなみに写真は、前述した講談社文庫の背表紙です。
写真の色の他にもグレーや青、ピンクなどがありまして、お気に入りで集めてます・笑



思考中ー  / にしだ哉恵(books) CM:6
さて今日はなんにしようかなぁ。

順番から行くと海外古典でしょうか。

海外の古典…何があるだろ…三国志演義とかシェイクスピアとか?
でもどちらもすごい愛好家の多い作品なので今更ですしね。
それに落窪物語ほど古くないです。せいぜい500-600年ぐらい。
いつぐらい前のから古典っていうんだろ。オデュッセイアとかなら間違いなくなんでしょうねー読んだことないけど。ギリシア・ローマ神話なら家にありますが。

うーん。

考え方を変えてみましょう。

最近読んだ本。

…えー、私が現在進行中で読んでる本は「第3次スーパーロボット大戦αザ・コンプリートガイド」です。ゲームの攻略本です。

プチゲーマーなんです私。
年間1-2本買うぐらいですが、ハマったらヤバいほどやります。こないだ仕事でWiiのゲームソフト2本ももらったので、次はWiiを買うかな。

…いや、ゲームの話はどうでもいいんです。

でもね、私の敬愛する宮部みゆきさんも結構ゲームするとか。
「RPG」という題名の作品まであります。
まぁ、ゲームがテーマの話ではなくロールプレイの方がテーマなんですが。
そういやこの「RPG」という作品、舞台化したら面白いだろうなぁと読み終わって真っ先に思ったなぁ。
あー、じゃあなんかで使うかもしれないしここで紹介するのは控えとこうかな。

などとつらつら書いてるうちに結構文字数かさんできてしまいました。
ここまで書いてやっとご紹介する本を決めたんですが…長くなるので次に回します。

なので、予告だけ。

ゲームがテーマの、超良作ミステリ「クラインの壷」。
ほんと面白いんです。


でも今日はここまでで。
また次回お会いしましょう。
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40万hitありがとうございますm(__)m
ちなみに40万踏んだのは
スタッフのあやみちゃんでした・笑
あやみちゃんありがとう!!
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