次の企画はバレンタインがテーマですので、今日は恋愛小説を選ぼうかな、と思いました。
で、我が家の本棚を見たところ…
無いよ、恋愛小説…。
好きな恋愛小説も何冊かあるはずなんですが、手元にはありませんでした。偏ってるなぁうちの本棚。
恋愛が入ってる小説、なら大多数が当てはまると思うんですが。特にシリーズものは、登場人物のそーゆーサイドストーリーも面白かったりしますしね。
で、仕方ないから恋愛小説としても好きな本を探そうかなと思って、再度本棚を見直したところ、隅っこに埃をかぶってひっそりありました。見落としてた正真正銘の恋愛小説。
今でもあるのかなぁ、「コバルト文庫」という少女小説文庫です。
なぜか捨てずに持っていたのは「なぎさボーイ」「多恵子ガール」。氷室冴子著。
なんの変哲もないティーン向けの恋愛小説ですので特にご紹介することもないのですが、コバルト文庫、が懐かしくて。
私が小学生の時に買ったり・図書館で借りたりして読んでいた、話はいかにも少女向けでイラストに凝ったりしている、今で言うライトノベルのはしりです。
今でも覚えています、初めて買ったのは小3か4の時の「愛の迷宮で抱きしめて」藤本ひとみ著。
不細工だけど元気な主人公がいろんな事件に巻き込まれなぜか毎回イケメンにもてまくる、というシリーズです。
…すんごいテンプレですね。
でも当時は大好きでした。
今読み直してみたいかも、通称「漫画家まりなシリーズ」。
上記の「なぎさボーイ」「多恵子ガール」という2冊は、ひとつの恋模様をヒーロー・ヒロインそれぞれの視点から描いている、というちょっと面白い構成。昔から変わった構成の小説が好きだったんだなぁ私。
ちなみにこの2冊の隣には、こちらは意識して取っておいたコバルト文庫、新井素子さんの「星へ行く船」シリーズというSFがありました。
他にも色々読んだなぁ…「放課後シリーズ」とか…懐かしい。
コバルト文庫、皆様の中にも思い出がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、もし今もコバルト文庫があったら、ホモ小説とか過激なえっち小説とかばかりになってそう…な気が。昨今の風潮から考えると。
えー、そんな訳で、なんかただの昔話になりました。次回は、まともに恋愛小説をご紹介したいと思います。考えときます。
PR