正月の楽しみといえば駅伝と各種フットボール
…と前々回に書きましたが
実は今年は天皇杯以外はほとんど観られなかったんですよね…。
公私ともにいろいろ予定が入っちゃいまして…。
そんな中で高校サッカーはダイジェストで何度か観ましたが
今年も波乱含みのおもしろい大会になりましたね。
優勝経験のない新興チームが勝ち上がっていった大会を締めくくるにふさわしく
優勝は初出場の山梨学院大付属高校。
決勝戦の碓井選手のゴール鮮やかでした!
これで野洲高校のセンセーショナルな優勝から
5年連続で初優勝校が誕生したことになります。
かつては高校サッカーの優勝争いと言えば
国見・帝京・鹿児島実・市船橋・東福岡といった有名校に
静岡県勢が絡むぐらいで
毎回同じような顔ぶれだったんですがね。
今回はその国見や帝京が序盤で早々に敗れましたし
ほんの5年ほどで勢力地図が大きく変わった気がします。
Jリーグのクラブが全国各地にできて
選手と指導者の裾野が高レベルに広がってきていることも一因でしょう。
これは間違いなく日本サッカー界にとっていいことだと思います。
惜しむらくはこの若年層の活況を日本代表につなぎ切れていないこと。
もっと包括的な選手育成システムの構築が必要な気がします。
南アフリカW杯終了後
日本の結果の良し悪しにかかわらず
現状をつぶさに分析して
さらなる飛躍のための大胆な施策を期待しています。