今日5月9日は上の兄貴の誕生日。
そして私の少年時代の最大のアイドル‘ミスター・タイガース’掛布雅之氏の誕生日でもあります。
とにかくひたすら好きでした!
小さい身体をしなやかに使って
左右両方向に放つ美しいアーチ。
‘ホットコーナー’三塁での華麗なグラブさばき。
そして強靭なリストを利かせた矢のような送球。
薄くなったオツムを見せないように
めっちゃ素早くヘルメットから帽子にかぶり換える姿すら好きでした(笑)
よく真似しましたねぇ。
友達と原っぱでやった草野球では
‘31’の背番号のユニフォーム型のTシャツを着て左打席に入り
(私は右打ちなのに!)
右手でバットをぐるぐるまわしながらユニフォームのあちこちをリズミカルに触れていくあの独特の仕草をコピーしてました。
守備のときには土を指につけペロッとなめたり。
何もかもがカッコよく見えて
とにかく大好きだったんです。
昭和60年に悲願の日本一を成し遂げたあと
掛布選手はケガもあり思ったような活躍ができませんでした。
ファンもマスコミも手のひらを返したかのようにバッシングしましたが
私にとっては無条件に全てを愛せるアイドルでしたので
責める気にはなれませんでした。
心ない罵詈雑言に対しても
一切恨み言や言い訳を言わないその姿に
胸が痛みつつもさらに‘カッコよさ’を感じたものです。
今また金銭トラブルなどあって大変なようですが
いつまでも私のアイドルとして‘カッコよく’あってほしい人です。
そして‘カッコよかった’といえば…
忌野清志郎!
今日告別式でしたね。
ホントにカッコよかった…。
合掌。