プロ野球はシーズンオフに入り
城島選手のように入団記者会見を行う者がおれば
今岡選手のように合同トライアウトに参加し
来季の契約を勝ち取ろうと戦う者もおります。
そしてサッカー界ではまだシーズン中ながら
来季の契約を結ばないと宣告された者もいます。
(Jリーグはシーズンオフが短いので選手の再就職のためにも早めに通告することがよくあります)
ジュビロ磐田の中山雅史選手もその一人。
ジュビロはチームの顔と言ってもいい‘ゴン中山’に対し
スタッフのイスを用意し
なんとかジュビロで現役を退いてほしいと説得を図ったようですが
中山選手の現役続行への意志は固く
他チームとの契約を模索するとのこと。
最近は度重なるケガに加え
さすがに42歳という年齢には勝てないのか
動きにもキレがなくなった感があり
出番もめっきり減っていました。
しかし本人は‘まだうまくなりたい’
‘現役としてサッカー界に関わっていたい’
という情熱にいささかの衰えもなく
20年もの長きにわたり所属したジュビロ(ヤマハ)を離れる決意をしたのです。
あれだけ達者にしゃべれる人ですから
引退して解説やタレント業に励めば
今より何倍も稼げるだろうに
彼にとって今や‘金’は二の次、三の次なんでしょうね。
ひとつ年上のカズがJ2とはいえ
いまだに現役でいることも支えになってるんでしょう。
こうなったらもうトコトン気の済むまでやってほしいね。
もともと泥臭いゴールが持ち味だもの。
足がもつれながらでも
地にはいつくばってでも
ゴールめがけて奮闘する姿を
またJの舞台で観たいよ。
どこか‘最後の10分限定選手’の扱いでもいいんで
契約してくれないかなぁ。
まだ流れを変えるガッツとオーラはなくしてないから。
どのクラブも余裕がないのは承知してますが
そんな‘夢’を見せるJリーグでもあってほしいな…。
甘いかもしれませんが。
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