今年最大のスポーツイベント、北京五輪。
ここへ来て各競技でその代表が決まって来ています。
バドミントンでは‘オグシオ’が
世界ランキング上位者に与えられる出場権を
ほぼ手中にしたとのこと。
アテネでは惜しいところで出場できなかっただけに
出場確定に喜びもひとしおでしょう。
(ちなみに私は潮田選手の方が好き。チュートリアル徳井くんとの仲が気になるなぁ…)
しかし今週最も注目を集めた選考といえば
やはり‘女子マラソン’でしょう。
最終選考会となった日曜の名古屋国際マラソン。
注目された高橋尚子選手はスタートして10kmもしないうちに集団から脱落。
かつてない惨敗を喫しアテネに続いて五輪出場は叶いませんでした。
勝つのは難しいかなぁと予想はしてたものの
想像を超える負けっぷりに
‘どこか故障があるなぁ’とは思いましたが
昨夏に半月板の切除をしていたと会見で聞きびっくりしました。
そんな半分お皿がないような膝で走れるモノなの？
しかしまだ彼女は選手生活を続けると言う。
走っている時も
会見の時も
悲壮感を漂わせることなく
笑顔すら見せるその姿が
逆に痛々しかった…。
小出監督の元を離れて
‘チームＱ’という体制で臨んだことが
結果として失敗だったことは否めません。
そしてもうシドニー五輪やその前年のアジア大会のように
悪条件もどこ吹く風といったていで
スイスイと気持ちよさげに颯爽と走り抜ける姿は
きっと見られないんだと思います。
でも。
彼女がまだ走りたいっていうなら
トコトンまで走らせてあげたい。
人によっては‘ぶざま’と思うかもしれない。
でもあんな感動的な走りを見せてくれて
五輪で金メダルを取った人なんですよ。
やらせてあげましょ、ファイテンさん！
(高橋選手のスポンサーです)
高橋選手以外にも弘山選手だって坂本選手だって原選手だって大南選手だって
みんな努力に努力を重ね
五輪を夢見てきたのに叶わなかったんですよね。
そこにはそれぞれ語られていないドラマがあるんでしょう。
そんな敗者たちのドラマに思いを馳せながら
選ばれた野口・土佐・中村を応援したいと思っています。
この勝手な想像力こそが
スポーツを深く楽しむコツなのです！(笑)
あぁ今から五輪楽しみだなぁ～
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