来年のワールドカップのプレ大会として
南アフリカで行われていたコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)。
各大陸王者など8カ国が参加して覇を競いましたが
結局はブラジルの優勝という
落ち着くところに落ち着いたって結末となりました。
ブラジルの監督・闘将ドゥンガは
名の通った選手の個人能力に頼るのではなく
国際的には知られていなくとも
チーム戦術にマッチする選手を選んできました。
W杯予選などで苦戦することもありましたが
ここへ来てチームが成熟してきた感がありますね。
ポテンシャルの高い選手たちが組織的に戦い
国際大会優勝という得難い経験も手に入れた。
来年の本番はやはり本命視される存在でしょうね。
そして今大会地元でベスト4に進出した南アとともに
もっとも大会を盛り上げたと言えるのがアメリカ。
予選リーグ連敗のあと3戦目で大勝し奇跡的に準決勝に進むと
テストマッチの連勝記録を続けていた‘無敵艦隊’スペインを
見事な試合運びで下す番狂わせを演じ決勝進出!
決勝でもブラジル相手に前半2-0でリードするなど
その活躍はめざましいものがありました。
ブラジルの底力の前に逆転を喫したものの
あの戦い方は日本にも大いに参考になります。
組織的に堅く守って奪ったボールを
素早いパス交換で前線に送り鋭いカウンターを仕掛ける。
アジアでは圧倒的に中盤を支配できる日本ですが
世界の強豪国相手にそれは望めません。
W杯ベスト4のためには
自分たちのサッカーを深化させるとともに
カウンターの精度の向上が何より重要な気がします。
サッカー界では後進国のアメリカにできて
日本にできないわけがない。
来年世界を驚かせてほしいです!
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